ノーステキサス大学のKunlin Jin博士とチームは老化防止化合物である NMNが脳の損傷を防ぎ、記憶障害を軽減する研究成果を発表しましたので解説していきます。
NMNは今世紀最大の発見と言われ、世界中の研究者がNMNのレポートを出しています。NMNは近い未来全世界の人が日常的に摂取するサプリメントになると言われています。
この記事を読んでほしい人
- 加齢による認知症を止めたい人
- 認知症になってしまい、ひどくなる前に改善したい人
- 物忘れが多く心配な人
この記事の結論
- NMNは認知症(血管記憶障害)を予防する
- NMNは脳の血流不足を軽減する。
- NMNは認知症になった後でも回復を期待できる
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この記事の本文
認知症とは
認知症は脳の病気です、色々な種類がありますがアルツハイマー病が一番多いです。
脳の神経細胞の働きがどんどん悪くなり記憶力判断力が低下する病気です。
認知症の人は年々増えており2060年には3人に1人が認知症の時代がやってきます。
認知症の恐ろしいところ
認知症は恐ろしい病気です、下記のように様々な症状があります。
- 数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる
- 家族や友人の名前を思い出せない
- 買い物に出かけたが買う物を忘れる
- 会話についていけない
- 集中力がなくなり人の話を理解できない
認知症の一番の問題は日常生活が困難になる事です、また家族に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
脳の血流減少を防いだ実験
認知症の原因の一つとして脳の血流不足(VCI)が挙げられます。ノーステキサス大学のKunlin Jin博士とそのチームはNMNの認知症に対する効果を調べるための実験を行いました。
薬でマウスの脳の血流を減らして認知症状態にしたマウスにNMNを投与しました。するとNMNを投与した認知症マウスの意識障害、口のもつれ、言葉が出ない、左右どちらか半分が見えないなどの脳病変が軽減しました。
またミエリンという脳の電気信号の速度を速める物質があり、NMNがミエリンの減少を防止する調査結果を発表しました。
NMNを飲んでおけば認知症になっても安心
ノーステキサス大学のKunlin Jin博士は3匹のマウスを用意し、モーリスの水迷路試験という記憶力を測るテストをしました。
- 健康な脳のマウス
- 認知症のマウス
- NMNを飲んだ後認知症にしたマウス
するとNMNを飲んでいたマウスは認知症になっても正常なマウスと記憶力がほぼ変わらない事が分かりました。
NMNがミエリンの分解を防ぐ実験
ミエリンという脳の電気信号の速度を速める物質がありますが、ノーステキサス大学のKunlin Jin博士はNMNを飲めばミエリンの分解が減少する事を発見しました。
これはNMNによりミエリンの分解を減らすことによって脳機能が改善され、最終的には認知が改善されることを示しています。
まとめ
いかがでしょうか、現代において認知症は恐ろしい病気で完全に治す治療法はありませんがNMNが認知症の改善に有効という研究が発表されたのは素晴らしい成果ですね。
人生の早い段階で認知症の予防をしっかり行い不安を解消したいですね!
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参照文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9234123/