今回はアンチエイジングを理解するうえで欠かすことのできない老化のプロセス、そして老化を作るテロメアについて解説したいと思います。
若い頃は毛穴レスで肌に艶や張りがあり、髪も黒く綺麗です。体も若々しく筋力も強くエネルギーに満ち溢れているのに、なぜ時間とともに体は老化してしまうのでしょうか。
この記事の結論
- 死滅した細胞が増え続けるのが老化
- 細胞の中にあるテロメアの長さを伸ばすことで死滅した細胞を減らすことができる。
- 本物のNMNを摂取することで、テロメアの長さが長くなる。
テロメアとは
生物の細胞には染色体が存在します。染色体とは遺伝子の集合体として親から子供へ伝える運び屋(遺伝子の入れ物)の役割を果たしています。この染色体の末端部にある構造をテロメアと言います。テロメアはアンチエイジング、加齢と大きな関係を持っています。
加齢とは
若い頃の艶のある肌や髪は加齢とともに劣化していきます。これはテロメアが大きく関係しています。人間やマウスなどの生物は加齢とともに細胞分裂をしていますが、細胞には寿命があります。
テロメアは細胞分裂を重ねるごとに短くなり、最終的に消滅します。このテロメアがなくなった細胞は細胞分裂ができなくなり死んだ細胞となります。この死んだ細胞が増えていく事が老化となるのです。
テロメアを短くする原因
加齢、高ストレス、喫煙、肥満などによってテロメアが不安定な状態になり、ダメージを受けやすくなります。
テロメアを長くするには
サーチュイン遺伝子が細胞分裂のたびにすり減っていくテロメアを保護し、細胞を強くする働きがあることが最新の研究で分かっています。また別の実験ではNMNを摂取するとテロメアが長くなる事も示されました。
サーチュイン遺伝子とは(テロメアを保護する物質)
サーチュイン遺伝子という遺伝子があります。若返り遺伝子とも呼ばれていて老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされる遺伝子で、「長寿遺伝子」とも呼ばれています。
サーチュイン遺伝子の種類
サーチュイン遺伝子にはSIRT1からSIRT7まで7種類のサーチュインがあり、それぞれ異なる特性があります。このうち、特に重要だとされているサーチュイン遺伝子がSIRT1(サートワン)で、血糖値を下げるインスリンの分泌を促し、糖や脂肪の代謝をよくしたり、神経細胞を守り記憶や行動を制御するなど、老化や寿命のコントロールに深く関与していると見られています。
NADとSIRT1の関係
NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素がサーチュインを活性化させます。しかし加齢に伴い組織中のNAD量は減少しますが、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド、ビタミンB3からつくられる物質)を摂取することでNADを増やしSIRT1を活性化することができます。
まとめ
老化にはテロメア、サーチュイン遺伝子、NADと様々な要因が繋がっていて最終的に体内のNMNが減少することで老化が促進する事が最新の研究で分かりました。
そこでNMNをサプリメントで摂取することで加齢のスピードを遅くすることができます。
アンフィニでも自社の研究でNMNを摂取することでSIRT1が増加するかの検証を行い、平均21.4%・最大28.5%の増加を確認しています。NMNで老化を遅らせて幸せな人生をできるだけ長く謳歌して下さい。