今回も、前回に引き続いてNMNが目にもたらす最新の研究について解説していきます。NMNが加齢性黄斑変性症の症状を緩和するお話です。
この記事を読んでほしい人
- ドライアイ疾患で悩んでいる人
- 加齢性黄斑変性症で、根本的な改善方法を模索している人
- 網膜剥離になってしまった人
- 緑内障で、悪化する前に改善方法を探している人
前回のブログを読んでいただいたほうがスムーズにご理解いただけると思いますので、まずはこちらを見て下さい。
この記事の結論
- NMNは加齢性黄斑変性症の影響を緩和する。
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5. NMNが加齢性黄斑変性症を改善する研究(前話の続き)
加齢性黄斑変性症とは
加齢黄斑変性とは、老化に伴い、眼の中の網膜というカメラのフィルムにあたる膜の中心に出血やむくみをきたし、視力が低下やゆがみを引き起こす病気です。50歳からどんどん症状を持つ人が増えていきます。
http://sai-eye-clinic.fan.coocan.jp/amd.html
加齢性黄斑変性症の原因
加齢黄斑変性症 (AMD) の正確な原因は遺伝的要因と環境要因の組み合わせであると考えられています。加齢黄斑変性症のリスク要因には、年齢、遺伝、喫煙、偏った食生活、高血圧、紫外線への曝露などがあります。
AMDの有病率と生活への影響
加齢黄斑変性症 (AMD) は、特に 50 歳以上の人によく見られます。日本眼科学会のデータによると、加齢黄斑変性症は日本人の失明する原因の4位だと言われています。
AMD は、視界のぼやけやゆがみ、盲点、暗い場所での見づらさなどを引き起こす可能性があるため、日常生活に大きな影響を及ぼします。これにより、読書、運転、顔認識などの日常的な作業が困難になる可能性があります。
進行した段階では、 加齢黄斑変性症は永久的な視力喪失や失明に至ることさえあります。したがって、病気の進行を遅らせたり、予防したりするためには、早期発見と治療が重要です。
加齢黄斑変性症の治療法
加齢黄斑変性にはドライ型とウェット型の2種類があり、患者数の約90%がドライ型、約10%がウェット型です。現在の治療法ではウェット型の患者の約10%しか治療できません。そしてドライ型は治療法がありません。
NMNが目の加齢黄斑変性症に与える影響
過去の研究から加齢黄斑変性症 (AMD) はミトコンドリアが減ることで網膜細胞のエネルギー分子であるアデノシン三リン酸 (ATP) の細胞量が減ることが原因だと分かっていました。
ミネソタ大学眼科の研究チームは
4つの分子を選びそれがエネルギー分子にどう影響を与えるのか実験しました。
- N-アセチル-L-システイン (NAC):ミトコンドリアを酸化ストレスから保護することでミトコンドリアが増加しエネルギー分子アデノシン三リン酸 (ATP) の細胞量が増加した。
- ラパマイシン:ミトコンドリア産生を刺激して、細胞内のミトコンドリア含有量を増加させた。
- ピロロキノリン キノン (PQQ):ミトコンドリアの数を増やし、細胞からの欠陥のあるミトコンドリアを排除させた。
- NMN:全ての細胞のエネルギーや細胞の寿命を伸ばすNAD+の濃度を高め細胞のエネルギー生産と健康維持を促進した。
以上の結果から、4つの分子全てが加齢黄斑変性症に有効という事が分かりました。
第3回のまとめ
いかがでしょうか、今回はミネソタ大学眼科の研究チームの研究は4つの成分が加齢黄斑変性症にそれぞれ違った形で良い影響を与えると発表しました。ではどの成分がベストなのか、それは人それぞれだという事です。
しかしNMNが加齢黄斑変性症の影響を緩和することはハッキリしました。NMNは体の細胞のエネルギーや細胞の寿命を伸ばすNAD+を作り出す為、体中の全ての悪いところを改善してしまう期待を持ってしまいますね!
次回は目の網膜(もうまく)の損傷(そんしょう)の緩和と、目のDNAの損傷を低下させる研究について解説していきます。
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