【第7回】世界の目を釘付けにした!NMNが目にもたらす凄い効果

NMNが緑内障に効果的

前回に引き続いてNMNが目にもたらす最新の研究について解説していきます。今回は、慶應義塾大学が発表したNMNが緑内障に有効な研究についてです。

この記事を読んでほしい人

  • ドライアイ疾患で悩んでいる人
  • 加齢性黄斑変性症で、根本的な改善方法を模索している人
  • 網膜剥離になってしまった人
  • 緑内障で、悪化する前に改善方法を探している人

前回のブログを読んでいただいたほうがスムーズにご理解いただけると思いますので、まだの方はこちらをご覧下さい。

http://kir184611.kir.jp/nmn9000.jp/topic/%e3%80%90%e7%ac%ac%ef%bc%96%e5%9b%9e%e3%80%91%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e7%9b%ae%e3%82%92%e9%87%98%e4%bb%98%e3%81%91%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%9f%ef%bc%81nmn%e3%81%8c%e7%9b%ae%e3%81%ab%e3%82%82/

この記事の結論

  • NMNは、マウスの眼球圧による組織損傷を防ぐ
  • NMNは目の網膜の損傷を防ぐ
  • NMNは酸化ストレスによる網膜の細胞死を防ぐ

純潔のNMNは下の画像をクリック

NMN9000
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緑内障について理解する

まずは緑内障について基本から見ていきましょう。

  • 緑内障の簡単な説明

緑内障は、目と脳をつなぐ視神経が障害され、徐々に視野障害が広がってくる病気です。 緑内障により、視力低下や失明につながる可能性があります。

  • 早期発見・早期治療の重要性

緑内障は初期段階では目立った症状がなく、ゆっくりと進行することが多いため、早期に発見するために定期的な眼科検査を受けることが重要です。

セクション 1: 緑内障とは?

目が物を認識する
目の仕組み
  • 緑内障の説明

目の中に光が入ると目の奥の網膜に見た物の像が写り、目は網膜から出た電気信号が目と脳をつなぐ「視神経」を通って脳に送られ見た物を認識しています。

緑内障とは、その電気信号が通る視神経の働きがなんらかの原因妨げられ、神経の線維が徐々に減っていく病気をいいます。ふつうは100万本の神経線維の束から徐々に線維が減っていくので、見える範囲のうち、減った線維が担当していた部分が見えづらくなってきます。

  • 緑内障の種類

緑内障の種類を大きく分けると、原因がはっきり分からない原発緑内障、他の病気に引き続いて起こる続発緑内障、隅角の先天的な異常のため起こる小児緑内障の3つがあります。

緑内障の90%以上を占めるのは原因不明の原発緑内障です。

  • 原因と危険因子
眼圧の検査
眼圧の検査

緑内障の主な原因は、眼圧が異常に高くなることで、視神経が傷つくことです
眼圧とは、目の内側で目の形状を維持している圧力のことで、眼圧の高さは目の硬さを表します。

特に重要な緑内障の危険因子を紹介します。

  1. 眼圧:最も重要な危険因子です
  2. 遠視:遠視、女性、高齢、白内障進行は急性緑内障危険因子です
  3. 角膜厚:角膜が薄いと眼圧測定値は低いが真の眼圧値は高い
  4. 年齢:40才以上に約5%の発病率、加齢により増加
  5. 家族歴:遺伝の可能性が示唆されている。

セクション 2: 緑内障の症状

  • 症状の概要
緑内障のステージ
緑内障のステージ

緑内障の一般的な症状は、見える範囲が狭くなる、一部が見えにくくなる、見えない部分が出現する、です。

  • 緑内障の見分け方

<慢性緑内障の症状チェック項目>

  1. 右目と左目、それぞれ片方ずつモノを観た時、見え方に差がある
  2. 何となく、視野が塞がれている、欠けているような気がする
  3. 以前よりも視力が落ちた
  4. 眼を使ったわけでもないのに「疲れ目」になる
  5. 信号や電球などの光を観た時、暈(かさ)がかかっている
  6. 瞼の上から指で眼球を触ると、硬い気がする
  7. 近い親族に緑内障を患っている人がいる
  8. 高眼圧の症状がある

セクション 3: 緑内障の診断

  • 検査の種類と診断手順

緑内障の診断は

  1. 眼圧測定:眼の表面に空気をあてて測定します。
  2. 隅角検査:隅角鏡という特殊なレンズを使って、隅角の広さや異常の有無を調べます
  3. 眼底検査:眼に光をあてて視神経乳頭部の変化をみます。
  4. OCT検査:眼底(網膜)の神経の厚みを測定します。正常の人と比べてどれだけ神経が薄いかを確認することで、緑内障による神経の障害の状況がわかります。
  5. 視野検査:眼を動かさずに見えている範囲(視野)での光の見え方を検査して視野の欠け具合を見ます。視野の欠け具合の有無や視野障害の程度から緑内障の進行具合を判定します。

の5種類があります

セクション 4: 緑内障の治療

  • 治療オプションの概要

緑内障は現在の医学では完治させることはできません。治る病気ではなく、進行を遅らせて目の機能を延命させる事しかできないのです。

緑内障は眼圧を下げる目薬を使うのが一般的です。もともと眼圧が高くない人でも、眼圧を下げることによって、病気の進行を抑えることができます。

  • 手術

点眼剤などの治療でも眼圧が下がらない場合、手術をします。大きく分けて2種類の手術があります。

線維柱帯切除術:線維柱帯切除術は、視神経に損傷を与え、失明に至る可能性がある状態である緑内障を治療するために使用される外科的処置です。この手術では、強膜 (白目の部分) に小さな穴を開けて、眼の形を維持するのに役立つ液体である房水のための新しい排水路を作ります。この新しいチャネルは、余分な液体を排出できるようにすることで眼圧を下げるのに役立ち、視神経へのさらなる損傷を防ぎます. 線維柱帯切除術は、投薬やレーザー手術などの他の治療法が眼圧の制御に効果的でない場合によく行われます。

線維柱帯切開術:線維柱帯切除術は、緑内障の治療に使用される外科的処置です。緑内障は、眼内の高圧が視神経に損傷を与え、視力低下を引き起こす可能性がある状態です。この手術では、強膜(白目の部分)に小さなフラップが作成され、フラップの下に小さな排水穴が作られます。これにより、余分な液体が眼から排出され、眼内の圧力が低下します。線維柱帯切除術は通常、点眼薬などの他の治療法で眼圧を十分に下げることができなかった場合に推奨されます。この手順は通常、局所麻酔下で行われ、緑内障の安全で効果的な治療オプションと考えられています。

  • 緑内障を管理するためのライフスタイルの変更
喫煙
喫煙

緑内障は進行性の眼疾患で、治療せずに放置すると不可逆的な視力喪失につながる可能性があります。緑内障を管理するには、その進行を遅らせるために特定のライフスタイルの変更が必要です。これらの変更には次のものが含まれます。

  1. 定期的な眼の検査: 緑内障の人は、定期的な眼の検査を受けて、眼圧 (IOP) と視神経の変化を監視する必要があります。
  2. 薬: 点眼薬または経口薬を処方して、IOP を下げ、失明のリスクを減らすことができます。
  3. 健康的な食事: 果物や野菜を豊富に含む健康的な食事は、全体的な目の健康を改善し、緑内障の進行のリスクを軽減するのに役立ちます.
  4. 運動:定期的な運動は血流を改善し、眼圧を下げることができ、緑内障の進行を遅らせるのに役立ちます.
  5. 喫煙をやめる:喫煙は眼圧を上昇させ、眼への血流を減少させ、緑内障を悪化させる可能性があります.
  6. ストレスの管理: ストレスは IOP を上昇させる可能性があるため、瞑想やヨガなどのリラクゼーション法でストレスを管理すると、緑内障の管理に役立ちます。
  7. 目を保護する: サングラスやつばのある帽子を着用して日光から目を保護し、重いものを持ち上げたり、かがんだりするなど、眼圧を高める活動を避けてください。

これらのライフスタイルの変化に従うことで、緑内障を持つ人々は病気を効果的に管理し、失明のリスクを減らすことができます.

NMNが緑内障を防止する

ここからが本題です!日本の慶應義塾大学の栗原教授は、1 日 500 mg/kgのNMNをマウスに摂取すると、眼圧による眼の損傷が防止されることを示しました。
NMNが炎症を軽減することによって網膜の電気的活動を維持し、酸化ストレスを減少させることによって網膜の細胞死を防ぐ事を示しました。これらの発見は、NMNが緑内障のような圧力による損傷の状態で目の健康を維持できることを示唆しています。

具体的な実験

眼圧とNMN

慶應義塾大学研究チームはマウスの目に塩溶液を注入して眼圧を高めました。次に健康・眼圧高め・眼圧高め+NMN接種の3種類のマウスに様々な強さの光を当てて、網膜の電気信号の強さを測りました。

眼圧の上昇により網膜が損傷して目の電気信号が低下しましたが。NMN が網膜の内層の電気的活動を維持することがわかり、NMN が圧力による損傷に応答して網膜機能を維持することが示唆されました。

結論

慶応大学の研究でNMN治療が酸化ストレスによる網膜細胞死を防ぐことができることも発見しました。そして眼圧による網膜細胞の損傷に対するNMNの有益な効果の可能性を示唆することになりました。

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参照文献

https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/glaucoma/nattoku/about-gla/type/#:~:text=%E7%B7%91%E5%86%85%E9%9A%9C%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%82%92%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%8F,%E7%B7%91%E5%86%85%E9%9A%9C%E3%81%AE3%E3%81%A4%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
https://shinkoiwaganka.com/%E7%8B%AD%E9%9A%85%E8%A7%92%E3%80%81%E6%B5%85%E5%89%8D%E6%88%BF#:~:text=%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E7%9B%AE%E3%81%AE%E4%B8%AD,%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%90%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%8F%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gannka/riskfactor.htm
https://kobe-shinkyu-eye.jp/ryokunaisho-shoujyo-check-houhou
https://www.kobe-kaisei.org/patient/introduct/medical/ophthalmology/ophthalmology03/

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