今回も、前回に引き続いてNMNが目にもたらす最新の研究について解説していきます。前回と同様ドライアイ疾患についてのお話ですが、我らが日本の京都大学が発表したNMNを含む目薬がドライアイ疾患を予防する研究についてです。
この記事を読んでほしい人
- ドライアイ疾患で悩んでいる人
- 加齢性黄斑変性症で、根本的な改善方法を模索している人
- 網膜剥離になってしまった人
- 緑内障で、悪化する前に改善方法を探している人
前回のブログを読んでいただいたほうがスムーズにご理解いただけると思いますので、まずはこちらを見て下さい。
この記事の結論
- 加齢に伴う男性ホルモンのであるストステロンの減少は、油分を分泌する眼腺の機能不全を引き起こし、ドライアイ疾患を引き起こす。
- NMN含む点眼薬は、老齢マウスのテストステロンを活性化することにより、加齢に伴う眼の状態を改善する。
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8. 京都大学編 | NMNがドライアイ疾患の炎症を軽減する(前話の続き)
マイボーム腺とは
目には涙を出す涙腺と、油分を出すマイボーム線があります。マイボーム線はまぶたのまつ毛の生え際よりもやや内側にあり、上眼瞼に25、下眼瞼に20前後あるといわれています。
涙には目を乾燥から守る、汚れやゴミを洗い流す、角膜へ酸素や栄養を補給するなどの働きがあります。涙のほとんどは水分ですが、水分が蒸発しないように涙の表面に油がのっています。その油を分泌しているのがマイボーム腺です。
加齢によりマイボーム線が衰えドライアイになる
年をとるとマイボーム線から分泌される油分が低下しドライアイ疾患や眼機能障害の原因になります。具体的な原因としては、加齢によりマイボーム腺のテストステロンレベルが低下します。テストステロンレベルは、油性分泌物と関係しています。
世界の研究者はマイボーム腺のテストステロンレベルを上げて、油性分泌物の量を増加させドライアイ疾患や眼機能障害を防ぐ方法を模索していました。
京都大学がNMNの目薬でドライアイが改善する可能性を示した
京都大学の研究者は、マウスを使った実験でNMNを含む目薬がまぶたの皮脂分泌を改善し、ドライアイ疾患を緩和することを示しました。NMNで体内のNAD+レベルを高めることにより、マイボーム腺のサイズが大きくなり、油性物質の分泌が刺激されて目が潤う事を示しました。
これはNMNの目薬で加齢によるドライアイ疾患の進行を防ぐ可能性があることを示しています。
60歳以上はマイボーム線の容積が20~30%減少する
京都大学の土井教授とその同僚は、29 ~ 35 歳と 61 ~ 70 歳の男性と女性のまぶたのマイボーム線の容積を調べました。すると上まぶたのマイボーム線が平均30%、下まぶたのマイボーム線が平均20%縮小していました。マイボーム線の容積の減少はマイボーム線の機能低下と相関している可能性があることを突き止めました。
まとめ
いかがでしょうか、NMNを目薬にして使うと目を潤すマイボーム線のサイズが大きくなる事が分かりました!
マウスの右目だけにNMN目薬を使うと90日後に左目と比べ右目だけ25%もマイボーム線が増加した研究も行われました。まさにNMNは体を若返らせる魔法の成分ですね! アンフィニのNMNは完全国内製造99.7%の純潔NMNを使用しています!NMN9000を試してみてください。
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参照文献
https://www.nature.com/articles/s43587-021-00167-8